来年の春を楽しみに毎年球根を植えるのに、なんだか上手くいかない・・・そんな秋植え球根の植えつけ方法を紹介します。

植える時期  球根の消毒  鉢に植える  庭に植える

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 秋植え球根の植え時・・・10月〜11月
秋植え球根は10月〜11月の間が植え時です。店頭ではもっと早い時期から色々な種類の球根が並んでいますが、あまり早く植えると、腐ったり、病害虫にやられたりして、せっかくの球根が台無し。慌てないで、肌寒くなり地温が低くなってから植え付けましょう。
 一般的に「暖地」にお住まいの方・・・11月に入ってから(勤労感謝の日あたりがベスト)の方が良いでしょう。年内であればほとんどの種類で植えつけ可能です。
 北海道や標高の高い寒冷地にお住まいの方・・・10月上旬が植え時。地温が高くなるのを嫌うオリエンタル系のユリなどは10月下旬に。

チューリップ栽培暦
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
生育状況 生育 開花
日光(戸外で) 日当り 日当り〜半日陰
鉢植えの水やり 控えめ 土の表面が乾
いたらたっぷり
控えめ
肥料 芽が出たら追肥 元肥
作業 防虫・薬剤散布 ☆花切 ★堀りあげ・貯蔵 植えつけ
球根を掘り上げる場合、花が終わったら種を作らないよう、花茎の部分から切ります。
原種系や病気に強い品種は、5月下〜6月初旬、葉が黄色になって枯れてきたら球根を掘り上げ、消毒・乾燥させて涼しいところで保管すれば、毎年球根を利用することができます。しかし暖地での栽培や普通の品種はどうしてもウイルス病にかかりやすい為、毎年購入して植えた方が良いでしょう。


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 球根の消毒を試してみる
芽が出てこない、カビが生えてしまった、腐ってしまった、変な葉や花になった・・・そんな方は一度お試しください。絶対ではありませんが、病気を予防する意味で有効。チューリップはウイルス病に感染しやすいので、できれば@Aどちらかの方法で行って下さい。

@使わなくなった洗面器などの容器に、規定の濃度(1000倍など)に薄めた溶液を入れ、約30分浸し、陰干ししてから植えつけます。

Aまたはビニール袋に粉状の殺菌剤と球根を入れ、口を固く縛って、まんべんなく混ざるように軽くふってまぶします。

ベンレート、オーソサイド、トップジンM、その他、球根消毒用の薬剤を。それぞれ使用上の注意を良く読んでお使い下さい。
@溶液にひたす場合 A粉状の薬剤をまぶす場合
オーソサイド
たくさん球根を植えるなら、あらかじめネットに入れておくと便利。規定の濃度に薄めた薬剤にネットごと球根全体を30分ほどつけ、引き上げて陰干しします。 手軽な方法です。ビニール袋に粉末状の薬剤と球根を入れて、口をしっかりしばり、かるく振って良くなじませます。 薬品は使用上の注意をよく読んで正しくお使い下さい。


 プランターやテラコッタの鉢などに植える場合 BACK
 鉢の選び方
ユリなど根が2段階にはるものや、大きい球根は深く植えるため、大型の鉢や深さのある鉢で。チューリップやムスカリ、スイセン、ヒヤシンス、クロッカスなど比較的浅植えできる種類は、普通のプランターやボール型の半鉢でも十分育ちます。

 用土の選び方
市販の「球根の土」がお手軽です。または赤玉土(小粒)と完熟堆肥(腐葉土などでも)を同量よく混ぜ合わせたもの。保水性、排水性が良く、有機質がたっぷり含まれていればOK。元肥の入っていない土を使用する場合のみ、少量の緩効性肥料を混ぜてから植えます。

 植え方
鉢植えの場合、あまり間隔を空けない方が花が咲いたとき見栄えがします(空けても球根1個分くらい)。また球根の向きをそろえると、葉の出方が同一方向になるので、よりギッシリ植えることができます。植える深さは球根によって違い(球根大きさの2〜4倍)、袋入りの場合は植え付けの深さも書いてありますのでご参考下さい。種類によっては浅く植えることもできます(下図参照)。植え付けが終了したら、十分に水を与えます。




※半鉢に浅植えする※

 
半鉢の場合ははなるべく根の張る用土(球根より下)の部分を多くしましょう。ウォータースペースより少し低く土を入れ、1個分位の間隔を空けて球根を置いていきます。(浅植えは、チューリップ・ムスカリ・スイセン・ヒヤシンス・クロッカスなどが適しています)
球根が隠れるほど用土を入れ、たっぷり水やりをします。その上にワラや腐葉土でマルチングすると、乾燥や凍結を防ぐことができます。特に寒冷地で栽培する場合には上にかける用土が浅い分凍りやすいので、マルチングをした方が良いでしょう。


 置き場所・・・冬の寒さに当てる
チューリップは戸外の日当たり、ユリは戸外の明るい日陰が適しています。低温にあうことで花芽をつけたり、休眠から覚めるので、かわいそうだから・・・と家の中に入れちゃダメです!但しプランターや鉢植えは庭植えよりも外気温に影響されやすいので、暖地では秋のうちに高温にならないよう、寒冷地では冬に凍らないよう注意が必要です。藁や腐葉土などでマルチングするのも良いでしょう。

 植え付け後の管理
冬の間は毎日水やりする必要はありませんが、庭植えと違って乾燥しやすいので、お天気が良く、乾燥した日が続くようなら、時々様子を見て晴れた日の午前中に水やりをします。但しいつもジメジメでは球根が腐る原因にも。土の中がふんわりしっとりしている状態に。翌年葉が伸びてきたら、様子を見ながら液体肥料か粒状の化成肥料で追肥します。つぼみがついたら乾かさないようたっぷり水を与えましょう。

 病害虫・・・アブラムシに注意
春先からアブラムシが発生しやすくなります。害虫を介してウイルス病にかかるので、発生する前に殺菌剤をスプレーし、オルトランなど顆粒状の浸透性薬剤をまいておきましょう。


 花壇など地植えする場合 BACK
 土を耕す
あらかじめ30cm〜50cmほど耕しておきます。腐葉土や完熟堆肥を適度に混ぜ、1uに100gくらい苦土石灰をまいて良く耕しておきます。植えつけ前に緩効性化成肥料を1uに100gほど混ぜてから植えつけましょう。保水性、排水性が良く、有機質がたっぷり含まれていればOK。

 植え方
庭植えの場合、ある程度間隔を空けてのびのび育てましょう(球根3〜5個分)。広いスペースがあるなら、他の植物との混植もステキです。深さは球根によって違いますが、だいたい球根大きさの2〜4倍です。袋入りの場合は植え付けの深さも書いてありますのでご参考下さい。植え付けが終了したら、十分に水を与えます。寒冷地では冬に凍らないよう、またユリ類などは地温が高くなるのを嫌う為、藁や腐葉土などでマルチングするのも良いでしょう。

 植え付け後の管理
水やりは基本的に自然の雨に任せます。ただ乾燥した日が何日も続くようなら、時々様子を見て晴れた日の午前中に水やりをします。翌年葉が伸びてきたら、追肥に粒状の化成肥料を適量まいておきましょう。

 病害虫
春先からアブラムシが発生しやすくなります。害虫を介してウイルス病にかかるので、発生する前に殺菌剤をスプレーし、オルトランなど顆粒状の浸透性薬剤をまいておきましょう。


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